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zoom RSS 映画『去年マリエンバートで』 〜爆睡へのリベンジ〜

<<   作成日時 : 2010/05/04 21:06   >>

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ゴールデンウィークもいつしか終盤にかかった。

(今年のGWはいつまでなんだろう? 8・9日まで入れるのだろうか?)

個人的に土曜は仕事だったので,連休は4日だけ。

何ということはなく過ぎつつある。


一昨日,久々にナナゲイ(第七藝術劇場)へ出かけた。

アラン・レネ 『去年マリエンバートで』

映画史上,名作の誉れ高いこの映画の再見は・・

私にとって,10年越しのリベンジなのだ。


およそ10年前,私は東京に住んでいて,フィルムセンターでこの作品を観た・・

はずだった。。

その時はよほど体調が悪かったのだと思うが・・

もう,冒頭から目蓋が重くなり,前半ですでに意識もうろう,前後不覚。。

意志の力などでは抗いようもなく・・ 意識を失った。

映画は,濁った記憶の中で,ただ断片化されたイメージと化した。

それは,アルコールが入った状態で,タルコフスキーの『ノスタルジア』を観たときと双璧の体験。

屈辱的大敗だった。


劇場でしか映画を観ない私は,ひたすらこのリベンジの機会を待っていたのだ。(オオゲサ・・)

で,ようやくニューマスター版での再挑戦が実現したというわけ。。


結果・・

途中,少しウトウトしかけたが,最後までしっかり観ることができた。

まさに映像の魔術!

その別世界にひたる感覚は,「映画」の本質への挑戦といって良いと思う。

確かに,これは映画史上,唯一無二の存在に違いない。

というか・・ 多額の資本を投じて,こんな作品つくれた時代って,1960年前後ぐらいだろう。

ヌーヴェルヴァーグの熱い波が世界を席巻し,この偉業(いや異形)を可能にした。

そして,祭の熱狂のあと,「映画」は棺おけに足を入れた。

まさに「映画」の墓銘碑。

二度とつくれない(つくらせてもらえるわけがない)一本だ。


去年マリエンバートで HDニューマスター版 [DVD]
紀伊國屋書店
2009-06-27

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