上方遊歩人のクラシックシネマ考

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zoom RSS 清水宏・市川雷蔵・南田洋子 それぞれの特集上映

<<   作成日時 : 2009/12/28 01:04   >>

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先週から今週にかけ,日本映画の旧作を4本鑑賞したので簡単に紹介を。

先々週末,社用で東京へ出かけたついでに・・

池袋の新文芸坐で開催中の「名匠・清水宏」の特集上映に立ち寄った。

観たのは,『みかへりの塔』(1941年)と『サヨンの鐘』(1943年)・・

どちらも戦前の作品だ。

前者は,大阪に実在した(と解説にあるが,じつは今も継続運営されている)児童自立支援施設に材を取った作品。

後者は,台湾・少数民族の村を舞台にした李香蘭主演の戦意高揚映画の一本。

どちらも清水作品らしく,ロケーションを中心に集団的なモーションリズムで紡いだ作品。

あまり期待していなかった『みかへりの塔』が,じつはなかなか良かった。

『サヨンの鐘』はプロパガンダ作品なので,その辺は割り引いて鑑賞する必要がある。


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この土曜は,梅田ガーデンシネマで開催中の「大雷蔵祭」に出かけた。

この種の大手系列のミニシアターが,こんな名画座モドキな旧作特集を組むのは珍しい。

何か運営方針の転換でもあったのだろうか?

取りあえず,増村保造監督の『華岡青洲の妻』(1967年)を鑑賞。

雷蔵ファンには悪いが,雷蔵より高峰秀子と若尾文子の凄まじい演技合戦が見ものだ。


昨日の日曜は,シネヌーヴォで開催中の「追悼特集 女優・南田洋子」に立ち寄り・・

川島雄三監督の『わが町』(1956年)を観た。

原作は織田作之助,大阪の下町を舞台に,明治・大正・昭和を生きた無骨な人力車夫の一代記。

川島作品としては,『州崎パラダイス赤信号』や『幕末太陽伝』等の名作には及ばないが・・

テンポの良さと粘り気ある演出を自在に切り替え,時に涙を誘うワザが憎い。

辰巳柳太郎はやや舞台臭さを漂わせながらも,とぼけた味わいのある演技が光る。

それより,南田洋子がこんなに演技のできる女優だったとは・・

失礼ながら,日活女優に対する先入観で見損なっていた。<反省>



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