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zoom RSS ルーブル美術館展の権威と私の流儀

<<   作成日時 : 2009/09/22 23:55   >>

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早いもので,シルバーウィーク5連休も明日で終わり。

先日,この連休とともに終了する大阪・国立国際美術館の・・

ルーブル美術館展「美の宮殿の子どもたち」に行った。

もう一つのルーブル展,京都市美術館の「17世紀ヨーロッパ絵画」のほうは,相当混んでいるらしく,公式サイトに「90分待ち」とかあったので,恐れをなして行っていない。


こういう美術展に出かけるのは,大阪に帰って初めてかもしれない。

東京にいた頃は,暇ができると上野へ出かけて,美術展のハシゴをやったものだった。

上野には,国立西洋美術館,東京都美術館,東京国立博物館,国立科学博物館,上野の森美術館などがあり,「文化と教養?」を満喫するには申し分ない環境だった。


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今回の大阪のルーブル展も,さすがに秋の連休とあって,かなりの混みようだった。

展示場の入り口に行列ができていたので,後ろについて並んでいると・・

係りの女性が,「順番はありませんから,空いているところから入ってご覧ください。今日中でしたら,何度でもお入りいただけますから・・」とアナウンスしてくれた。


なるほど・・

そこで,列をすっ飛ばして中に入り,ゾヨゾヨと並んでいる人達にはお構いなく,適当に隙間を縫って,観やすそうなところから観て回った。


そういえば・・ 昔からこれが私の流儀だったのだ。

行列に並んで順番に観るとか,展示室ごとに張られた解説パネルをまず読んでから観るとか,そんな観方は一切しない主義だった。


展示室に入ると,ます中央付近でざっと辺りを見回す。

一瞬にしてピンとくる。私を呼ぶ作品があるのだ。

まず,そこに行って,その作品を鑑賞し,次にまた呼ばれた作品のところへ行って観る。

ピンとこないものは,適当に流しながら一応観ておく。


ヘンな話だが,美術や芸術というものは,自分の感性で捉えるべきものだ。

歴史的意義とか権威とかに惑わされるのは不幸で,作品そのものの力を鑑賞しなければウソだと思う。


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今回の大阪のルーブル展は,「子ども」を主題にした変則な展示で・・ 

子どもに関する7つのテーマを立て,それぞれのテーマごとに,古代オリエントやエジプトから,ギリシャ・ローマ,中世,ルネサンスを経て,19世紀にいたるまでの作品がゴチャ混ぜになっていた。

その種の「教養」の身についた人でないと,意味が解からないと思う。

まさに,作品そのものをじかに観て感じ取るしかない展示だったわけだ。


個人的には,古代ギリシャ?のアンフォラ(壷)の絵を初めて観られたので良かった。


しかし,申しわけないが,ルーブル展よりも・・

同時開催のやなぎみわ「婆々娘々」(ポーポーニャンニャン)のインパクトのほうが強烈だったかな。。


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それにしても・・

国立国際美術館に行くのは,今回が初めてだったが,さすがに立派なものだと思った。


地上には鳥の翼みたいな奇抜な鉄骨の建造物があるばかりだが・・

そこは,ただ入り口があるだけで,展示スペースはすべて地下にあった。

地下3階にわたる広大な空間こそが,美術館の本体なのだ。


大阪・中之島というけっこう身近な場所に,こういう施設ができていたとは・・

行動範囲のヴァラエティが少し広がった。。




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