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zoom RSS 「おいら」「オレ」「僕」・・ そのうち「私」に脱皮?

<<   作成日時 : 2009/06/28 02:15   >>

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ちょっと,ヘンなことを書くが・・

最近,ブログなどネット上の書き込みを見て回っていて,

自分のことを「おいら」と書く人が,何だか多くなったように思う。

しかも,それが私と同世代ぐらい・・ つまり,もう四十を越えたような人にけっこう多いようなのだ。


関西では,日常会話で「おいら」を耳にすることはまずないが・・

子どもの頃,テレビの子役たち,例えば,雷門ケン坊とか,金子吉延(青影)あたりがよく使っていた。

つまり「おいら」は,年少者の一人称として使われるものだった。(どこかの地方の方言という説もあるけど)


四十路「おいら」さんたちの中には,例の「○○でつ」といったネット特有の甘え言葉まで使う人がいて・・

オッサンがどの面下げて!と思うけど,

これも,匿名性の高い日本のネット社会特有の現象なのだろう。

まさか,ふだんの会話で使っておられることはあるまい。


「おいら」を使い続ける代表は,ビートたけしあたりだが,ある人気女性タレントもブログで使っているらしい。

そういったフランクに自己演出をする芸能人の影響はあるのかもしれない。

単純に,ネット上での演出スタイルとして使っておられるだけだとは思うが・・

ひょっとして,年少言葉を使ったりする裏には,現実逃避の心理が横たわっているのかも・・


私は正直,虫が好かないけど,人の勝手だし,あまりとやかく言うまい。


**************************

ネットやエッセイなどの一人称なら,何を使おうが人の勝手だが,これが日常会話だとそうはいかない。


転勤で東京に移った頃,入社年数の浅い連中のなかに,上司・先輩との会話で「オレ」を使うのがいて,奇異な感じを覚えたことがある。

学生時代からの癖なのだろうけど,目上や取引相手などとの会話で「オレ」を使うのは,もちろんマナーとしてNGだ。

テレビドラマなどの影響で,ちょっと飾らない系の若者のスタイルとして,「オレ」がオフィシャルでも認められると勘違いしている人は多いかもしれない。

それがまた,「様になる奴」だったりするとややこしいのだ。


「オレ」なら,まだ「僕」のほうがマシだが・・

この「僕」を,かなりいい歳をして,大人同士の会話で使い続ける人もいる。

山手方面のお坊ちゃん言葉で,目上も目下も関係ない作家などの職種の人に多い。

TPOによりけりだけど,一般にはどうかと思う。


大げさなようだが,一人称の使い方は,その人のアイデンティティを示すもの。

その人の,社会的錬度を測るモノサシと言っていいかもしれない。

年齢とともに自然に脱皮していく,人間の風合いみたいなものと言えるのではないだろうか。

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